大阪のK様から、「母親と一緒に個人旅行でノイシュヴァンシュタインとロマンチック街道を回りたい。
ついては、ドレスデンからツアーグループを抜けるので、ミュンヘンで迎えて、2泊3日でフランクフルトまで
案内して欲しい」、というリクエストがあった。
「途中ヴィース教会にも立ち寄って欲しい」、というリクエストも、途中で立ち寄りなので問題はない。
ホテルはお客様が予約することになり、ホーエンシュヴァンガウのリーズルのお城の見える部屋を推薦する。
スケジュール
1日目:昼過ぎにミュンヘン空港で出迎えーヴィース教会ーノイシュヴァンシュタイン城観光ーホーエンシュヴァンガウ泊
2日目:ロマンチック街道を北上ーローテンブルク観光 泊
3日目:ローテンブルクーハイデルベルク観光ーフランクフルト空港
無理のないスケジュールで、全ては順調に推移し、無事にフランクフルト空港までお連れした。
お嬢様が、ステーキの大好きな方で、お連れしたローテンブルクの居酒屋で私もリブステーキを注文したが、
「藤島さんのレアのステーキがとても美味しそうに見えて、交換したいぐらいだった」、と後で言われる。
言ってくだされば交換してあげたのに。本当にステーキのお好きな方の様である。
「ドイツの牛肉は食べても大丈夫です。狂牛病に罹っても、せいぜい私ぐらいですから(かなり酷いな)」。
そしてまた、一眼レフのデジタルカメラを持っているほど写真の好きな方であったが、カメラの調子が悪く、
日本から、「全滅だった」、とのメールがあった。「またこちらにいらして頂ければよろしいでしょう」、と返事を書く。
1年後、「フランスのパリからモン・サン・ミッシェルまで行きたいので、車を出して欲しい」、というメールを頂いた。
リピーターの方からリクエストを頂くのは非常に有難いことであるし、それにお応えしたいのはは山々だが、
モン・サン・ミッシェルはいくらなんでも遠すぎる。
「私も好きな場所ですし、行くのはかまわないのですが、パリまでざっと650キロ、さらに、モン・サン・ミッシェルまでは
400キロほどあり、パリから4〜5時間かかるし、バカ高くなります」、というわけで、パリの同業者のURLをお知らせする。
この次にドイツにいらっしゃる時のために、ボディの強い赤ワインと美味しいレアステーキを出してくれるレストランを
探しておきますね。