チューリンゲン杯女子柔道競技大会
チューリンゲン地方のバート・ブランケンブルクという町で開催される柔道ジュニア選手権大会に
出場する選手の応援と同時に、ローテンブルク、ライン川などを私のリムジン・ハイヤーで旅行したい、
と言うメールを受け取り、それに見合ったスケジュールを考案する。
お客様は、出場選手のお母さんと弟、それに両方のお祖母さん、合計4名様である。
バート・ブランケンブルクは幼稚園発祥の地であるが、私も行くのは初めてである。
インターネットでなるべく競技会場のすぐ近く、なるべくバスタブの付いた部屋を探すことにし、
この町の一番良いホテルを予約する。
一部屋はバスタブが確保されたが、一部屋はギャランティできない、と言う返事であったが
、
止むを得ないだろう。小さな町に同じ様な人たちが集まるのだから。
で、出来上がったスケジュールは以下の通り。
1日目:フランクフルト空港着ーリューデスハイム泊
2日目:リューデスハイムーライン川下りーハイデルベルク泊
3日目:ハイデルベルク観光ー古城街道経由ーローテンブルク泊
4日目:ローテンブルクーバンベルク観光ーバート・ブランケンブルク泊
5日目:柔道の試合見学ーバート・ブランケンブルク泊
6日目:バート・ブランケンブルクーエアフルト観光ーヴァルトブルク城、バッハハウス観光
アイゼナッハ泊
7日目:アイゼナッハーフランクフルト空港
リューデスハイムはつぐみ横丁の小奇麗なペンション、ハイデルベルクは、「騎士の家」
が割安で取れた。
アイゼナッハは「チューリンガーホーフ」、という町の中心にある高級ホテルを取る。
4日目のバンベルクからバート・ブランケンブルクに向かう道は、私も初めて通るために
昼食の場所を見つけるのに手間取り、結局イタリアファーストフードになった。
5日目の試合開始前、良い席を確保すべく、朝食抜きで朝の7時前に会場に一番乗りする。
お客様が応援したF選手は3位であった。聞けば、15歳にもかかわらず、U17ではなく、
U20に出場してこの成績で、将来が楽しみな選手である。
試合はかなり長引き、表彰式が終わったのは20時半過ぎ。
夕食は町の中華料理屋が開いていたので、そこで取ることにする。
6日目:ヴァルトブルク城の階段がきつく、お婆さんたちがお疲れの様子だったので、
バッハハウスは写真のみにてホテルにチェックインする。
7日目:アウトバーンが渋滞する場所なので、かなり早目に出た結果、かなりスムーズに
フランクフルトに到着。ちょっとだけ市内をご案内し、早目に空港にチェックインしてお別れした。
女子柔道といえば、「柔ちゃん」、で有名だが、柔道の本家である日本はかなり層が厚いようだ。
私のお客様の他にも、何人かの日本人の応援団がいらした。「やっぱり日本人の親だなー」、と思う。
でも、U17、U20といえば、まだ中学生とか、高校生、せいぜい大学2年生までということだが、
「みんなすごいなー」。