ノイシュヴァンシュタイン城 その3


このお城はディズニーランドのお城のモデルになったとも言われており、さもありなん、と思われるし、
かなり昔にドイツで製作された白雪姫、ヴィスコンティ監督の神々の黄昏(私は見ていない)に使用されも
したのだが、意外や意外、もう1つは、もうかなり古い映画なのだが、スティーブ・マックイーンが出演した映画
「大脱走」にこのお城が出て来るのです。 

この映画は日本で何度か見たことがあり、私がリムジンハイヤーを始める前で、ツアーガイドを始めてまもない頃、
ドイツのテレビで放映していたのをなつかしく思いながら見ていた。

イギリス、アメリカ軍の捕虜達が大勢収容所に集められ、ドイツ軍を撹乱する脱走を企て、地下にトンネルを掘り、
身分証明書、洋服、汽車の切符まで偽造してそこから逃げようとするのだが、この身分証明書を偽造し、
そのせいで目が見えなくなってしまったイギリス軍の捕虜と同室の男が二人でドイツ空軍の練習機を奪い、
スイスに向って飛んでいる時に、「あと20分でスイスでござーい。」と言いながらノイシュヴァンシュタイン城の
そばを飛んで行くシーンが目に入って来た。

「あれれ?」と思いながら見ていると、チャールズ・ブロンソンは仲間とボートに乗って川を下り、どこかの港町まで
たどりつき、大型船に乗り移って逃げるのだが、そのボートを盗んで川を下り始めるのはフュッセンを流れるレッヒ川。

デヴィット・マッカラムは近郊の駅で仲間を助ける為にゲシュタポに撃ち殺され、そしてリーダーのイギリス将校が
ドイツ軍に追われ、町の屋根伝いに逃げるのだが、これがフュッセンの町。

最後にスティーブ・マックイーンがオートバイで国境の鉄条網を飛び越えるのはこの近郊の牧草地。

というわけで、ほんの少しではあるが、見慣れた場所が出て来たのだった。何となく感動しながら見ていました。

ノイシュヴァンシュタイン城にいらした方、行こうと思っていらっしゃる方、どうぞビデオ貸出店に走って下さい。
まだあるかしら?