トリーア
ワインで有名なモーゼル河畔にある、紀元16年に建設されたドイツで最も古い町のうちのひとつである
トリーア。
この町はゲルマン民族との国境であるケルンなどのための補給地としての役目を果たした町であった。
その当時の面影を残すのは、城郭の北の門であったポルタ・ニグラ(黒い門)、現在で言う健康センターの
ようなカイザーテルメ、バーバラテルメ、レーマーブルッケという橋、コンスタンティン・バジリカと呼ばれる
大宮殿跡であろうか。
さらにこの町は、選定侯の一人であるトリアーの大僧正の本拠地でもあった。
忘れてならないのは、あのカール・マルクスの生誕地でもあり、中国人が良く訪問するらしい。
生家の側には中国人向けの土産物屋があった。