ドイツロマンチック街道を個人旅行のお客様を
日本人ガイドが専用車でご案内します。
ドイツ観光のハイライトであるロマンチック街道を、
無理なく、無駄のないご案内をいたします。
日本人であれば誰でもご存じのノイシュヴァンシュタイン城、ローテンブルクなどで
有名なドイツ・ロマンチック街道。
残念ながら、このロマンチック街道は非常に交通の便が悪く、フランクフルトから
ローテンブルクまでは電車では2回ほど乗り換えて約4時間かかります。
メルヘンのお城で有名なノイシュヴァンシュタイン城も、ミュンヘンから2〜3時間、
そして世界遺産で有名なヴィース教会などは路線バスの本数が極端に少なく、
個人で行くのはとても無理で、時間も非常にかかります。
当藤島リムジンサービスは、専用車を使って、ドイツ個人旅行のお客様を無理なく、
そして無駄のないご案内を提供いたしております
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ロマンチック街道の話 その1
ドイツバイエルン州、レントゲンがあのX−線を発見し(なぜX−線と名づけたか皆さんお分かりかしら?)、
長崎のオランダ商館の医者をしていたシーボルトが生まれたヴュルツブルクからローテンブルク、
ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、ドナウヴェルト、アウグスブルク、ランツベルク、
そしてドイツ最南端のフュッセンまで通じる約345キロの田舎道がロマンチック街道です。
日本人の団体旅行が出始めた70年代には、私のような個人旅行を除き、団体旅行のお客様は、
フランクフルトからローテンブルクに日帰りという形式が多かったと聞いています。
ドイツ旅行に来るお客様はリピーターのお客様を除き、必ずと言ってよいほどロマンチック街道が含まれている
コースをお選びになり、「ロマンチック街道を観光するためにドイツにいらした」と言っても過言ではありません。
行程としては、フランクフルト空港に入り、翌日ライン川下りをした後にハイデルベルクに行きそこで宿泊、
翌日にローテンブルクを経由してロマンチック街道を通りミュンヘンに出る、と言うコースが多かったのですが、
最近はライン川下りをしてからハイデルベルクを観光した後で、そのままローテンブルクに行って宿泊し、翌日の昼まで
ローテンブルクの観光、夕方フュッセン到着、翌朝一番でお城の観光、という形が増えてきた様です。
日本人の場合、ロマンチック、という言葉にそれこそロマンチックになっている感がないでもないのですが、
いずれにしろ、このコースはドイツでは最も人気があるし、お客様のローテンブルク、ノイシュヴァンシュタイン城に
対する感動を見れば納得が行きます。
片方にはローテンブルク、そしてもう片方にはノイシュヴァンシュタイン城と、二ヶ所のハイライトがあり、
ローテンブルクから南下して行けばヴィース教会、ミュンへンを通ってザルツブルク−ウイーン、あるいは
ミュンヘン空港からどこへでも向かえるし、インスブルック経由でヴェニス、西に向かえばスイスに出られる、
と言う具合で、実にスケジュール上、都合がいいのです。
このロマンチック街道、ドイツのガイドブックには必ず掲載されていますし、雑誌がドイツ特集をすれば、必ず紹介されています。
しかしながら、「長い」ということはどこにも説明されていません。
ガイドブックで図解されてはいるが、たったの数センチであるし、ざっと345キロ、なんて書かれていたとしても、
ピンとこないでしょう。
実際に走ってみると分るのですが、自分の経験から言えば、ドイツの田舎道の場合、乗用車は100キロ制限なのですが、
信号や街の中を走ったりするので、平均速度は1時間あたり60キロほどになり、全行程を走るとなると、
何もしなくても優に6時間から7時間かかってしまうのです。
それにローテンブルクなどに泊まりながら観光を入れてゆっくり回った場合、2〜3日は必要となるでしょう。
どこの町も、アウグスブルクのような大きな町を除けば、日本では全く見られない中世の面影を残した人口1〜2万、
それ以下の多くの小さな町が点在し、そして連なっています。
このように町の一角が昔の面影を残すところがあるのは珍しくもないのですが、町全体が中世の面影を残しているような町は
日本にはないでしょう。
それだけに、日本人観光客がロマンチックな気分を味わえるわけなのです。
これがなぜロマンチック街道、と名づけられたかについては「ロマンチック街道の話その2」にて。