ドイツ個人旅行・音楽とお城と温水プールの旅
いつも懇意にして頂いている日本のエージェントから、ご夫婦一組2名様で、ライプチッヒのメンデルスゾーン
記念館で人と会い、そのついでにドイツ個人旅行ということで以下のスケジュールになった。
メンデルスゾーンがライプチッヒにゆかりのある人物だと言うことは知ってはいたが、ライプチッヒと言えば普通は
バッハというのが一般的である。
ところが、2009年はメンデルスゾーン生誕200年と言うことで、色々とイヴェントがあったようである。
1日目:夕方:ライプツィヒ空港到着 ライプツィヒ泊
2日目:ライプツィヒ滞在
メンデルスゾーン記念館訪問(人と会う)
3日目:ワイマール経由アイゼナッハ
4日目:アイゼナッハーヴァルトブルク城ーローテンブルク
5日目:ローテンブルクーノイシュヴァンシュタイン城観光 ホーエンシュヴァンガウ泊
6日目:黒い森を通り、バーデン・バーデン バーデン・バーデン温泉 バーデン・バーデン泊
7日目:バーデン・バーデンよりハイデルベルクへ ハイデルベルク泊
8日目:フランクフルト空港出発
お客様は何と、日本のメンデルスゾーン協会の重責を担っていらっしゃる方ということで、ライプチッヒに
早めに到着し、記念館に立ち寄ってみた。
メンデルスゾーン自体、ユダヤ人なので、ワーグナーには、「重厚さがない」、ということでボロクソに言われ、
ナチスドイツ時代には完全に抹殺された。
それでも、完全に忘れ去られていたバッハを発掘したのはかなりの功績であるし、イタリア、スコットランド交響曲
などの、あの軽快な音楽はやっぱりいいよなー。
お客様は70歳を超えたご夫婦であったが、第一印象としては、奥様はちょっと小柄で上品で笑顔の
素敵なご婦人、ご主人は非常に若々しくて精悍な印象を受けた。
記念館はメンデルスゾーンが住んでいたと言う建物にあるが、東ドイツ時代は荒れ放題になっていて、
壁が開いてから指揮者のクルト・マズア氏が尽力して開館したそうである。
メンデルスゾーン記念館での訪問も無事に済み、ワイマールではゲーテの家の観光、アイゼナッハでは
バッハ博物館を見学したのだが、奥様が出発前に腰を強く打ってあまり歩くことができず、結局は
ヴァルトブルク城も、ノイシュヴァンシュタイン城も、ご案内したのはご主人だけであったのが残念である。
一番喜んで頂けたのは、フュッセンとバーデン・バーデンの温水プールであった。
聞けば、海辺のお生まれのご主人は泳ぐのが大好き、ということで、特にバーデン・バーデンの
カラカラ浴場は大好評であった。
それと、びっくりしたのは、バーデン・バーデンの最高級ホテルの庭で
夕食を取った際に、レストランのピアノを借りて奥様がすばらしい演奏を披露してくれたことである。
レストランに同席していたお客様の誰もがびっくりして聞き入り、この演奏を聴いていたアメリカ人が
ひどく感激していた。
う〜〜〜〜ん、カッコいいご夫婦 !!