東ドイツ時代、私自身は日本人であるが故に、一応、西側にはいつでも出国できた。
その代わり、原則として、半年以上東ドイツに住んでいる外国人は、東側の通過はもちろん、
西側の通過を持って出国することも許されていなかった。
それでも、日本人の私が西側の通貨を持ち出すことには、あまり厳しくなかったみたいだが。
何か買いたい物があった時などは、西ベルリンに出るのが最も手っ取り早かったし、
西ベルリンに出ると、何となくホッとしたものである。
と言うわけで、80年代初頭の西ベルリンの中心地クーダムと、西側から見たベルリンの壁
の写真を1枚だけ。
クーダムの交差点。左端は有名なカフェ・クランツァー
交差点からカイザー・ヴィルヘルム記念教会を望む
西側から見たベルリンの壁