ヴァンダーブルシェ

ごく稀にだが、大きな帽子をかぶり、黒いコールテンのヴェストに幅広のベルボトムのズボン、
そして小さな荷物を抱えて街を歩いたり、ヒッチハイクをしている若者を見かけることがある。

これは、「ヴァンダーブルシェ(WANDERBURSCHE)と呼ばれ、建築現場を探しながら
旅を続けている大工の若者である。
ドイツでは、中世の時代から、職人はある一定期間、旅をしながら色々な親方の元で修行をすることが
義務付けられていた、ということの名残である。

運良くアウトバーンのサービスエリアでヒッチハイクをしながら旅をしている2人組みに出会ことができた。
写真を撮らせてくれるように頼むと、「今夜のビール代をくれたら」、と言うので、5ユーロをあげて
写真を撮らしてもらった。

いまだにこういう習慣が残っており、それが日常に受け入れられている、ということに感心すると同時に、
「だんだん、廃れていくんだろうなー」、とも思う。











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