シュトルベルク
旧東ドイツのハルツ山地地方、ヴェルニゲローデからノルトハウゼン方面に車で1時間ほど走らせると、
谷間に沿って家並みが伸びているシュトルベルクという小さな町がある。
日本から4名様の建築家たちによる、古い町並みの保存と保険に関する調査の一行を
私のミニバスハイヤーお連れし、そしてドイツ語通訳という仕事で立ち寄った。
この町は鉱山で栄えた町で、Stahlberg(鉄の山)という言葉からStolbergという名前が
つけられた。
驚いたことに、この地は1525年に勃発したドイツ農民戦争の主導者である、
トーマス・ミュンツァーが1487年ごろに生まれた町でもある、と聞かされた。
ちっとも知らなかった。
2006年は、ここの領主の娘、ユリアーナがちょうど500年前にオランダ王室に
お輿入れして行ったそうで、町ではお祭りの準備がなされていた。
シュトルベルクの市役所
この様に商人たちが競って家の装飾を施した
うなぎの寝床の様な街並み
隣接している民家と教会
町を見下ろすように聳え立つお城
こういう風景もあったりして