プロイセン大好き!のお客様
どういう理由かは明言されないのだが、「ドイツのプロイセンはカッコいい!!」、と言うことらしく、
毎年のようにベルリンや、ポツダム、ホーエンツォレルン家の発祥の地であるヘッヒンゲンのホーエンツォレルン城、
さらにはプロイセン縁の地をお友達と一緒に個人旅行を繰り返している東京のI様。
私のリムジンハイヤーを専用車としてご利用して今年ですでに4回目。
プロイセン王で最も有名なフリードリッヒ大王はもちろん、ビスマルクやヴィルヘルム皇帝などのグッズでは足りず、
鉄十字勲章などの勲章、はたまたルフトハンザのスーツケース、ベルトなど、「何でもかんでもプロイセン!!」、
「何がなくてもプロイセン!!」、「何はともあれプロイセン!!」、と言うほど、プロイセン好きのお客様。
毎年、1日だけの旅行から3-4日までの個人旅行までをご案内し、今回は3日間のご案内。
長年、現地旅行ガイドをしている私でも、最初で最後であろうと思われる、クルムバッハのプロイセン博物館を
訪問することになった。
1日目:9:47、バンベルク近郊リヒテンフェルスでベルリンからの電車で到着後、クルムバッハの
プラッセンブルクにあるプロイセン博物館を訪問後、ニュルンベルク泊
2日目:ニュルンベルクからホーエンツォレルン城に移動、観光後シュトラスブールへ。
3日目:シュトラスブール観光後、空港へ。
クルムバッハのプラッセンブルクでのプロイセン博物館と錫人形博物館の観光が長引き、結局5時間の滞在。
「あまり期待していなかったけども、良かったねえ〜〜〜!!」、という感想がお客様から出る。
2日目:ホーエンツォレルン城は、普段は観光案内ガイドが城の中をグループで案内してくれるのだが、
この日は「一般開放の日」で、この日だけは自由にお城の中を歩き回れるという、年に一度のチャンス。
結局、各部屋にいる監視の人にあれこれ質問しながら、場内をゆっくり2周しました。
また、フリードリッヒ大王が普及させたいろいろな種類のジャガイモの展示、さらには大広間で
現地のブラスバンドによるコンサートも聴かせてもらいました。
昼食はお城のレストランで牛のほほ肉のシチューを頂きました。
3日目:シュトラスブール近郊の大型スーパーマーケットでお買い物をした後で、町の中心に戻り、
12:30の大聖堂の仕掛け時計を見た後に昼食、自由行動とする。
空港に行く途中でプチ・フランス地区に立ち寄る。
「ノイシュヴァンシュタイン城は興味がないのかしら?」、と言う私の質問に、
「プロイセンゆかりの町を網羅してから・・・・・」、と言う答えが帰ってきた。
どうやら、ノイシュヴァンシュタイン城をご案内するのはまだまだ先のことになるみたいですね。
この次のプロイセンはどこでしょうか?