ドレスデンが芸術の町と言えば、ライプチッヒは商業の町である。
とは言え、この町ではかのヨハン・セバスチャン・バッハが活躍し、そのバッハをメンデルスゾーンが
再発見し、シューマンが学び、ワーグナーを輩出した町でもある。
忘れてならないのは、1989年にベルリンの壁が開くきっかけとなったのは、この町のニコライ教会での
毎月曜日に行われた礼拝の後でのデモ行進である。これが、「我々が国民だ!」、という全国的な規模に
発展してついには東ドイツ政府がタオルを投げ、ベルリンの壁崩壊という状況にまで追いやったのだった。
旧市役所
バッハが活躍したトーマス教会
バッハ像
ニコライ教会
シューマンが入り浸っていたといわれるカフェ・バウム