フランダースの犬の話

小学校4年生ごろだったと思うが、国語の授業にフランダースの犬の物語が出てきた記憶があり、
アニメの世界名作シリーズでも見たことがある。

ところが、ベルギーはおろか舞台となったアントワープでさえも、このネロとパトラッシュの物語は
誰も知らなかったらしい。

日本の国賓として訪問したどなたかが、「フランダースの犬の記念碑は?」、と言うご質問があり、
それと同時に、日本人から同じ質問が出されるのでアントワープ当局も調査に乗り出した、と聞いている。

実はこの物語、原作はイギリス人によって書かれ、オランダ語の本はなかったためにベルギー人が知らないのも
無理のない話である。
で、そのネロとパトラッシュの住んだ村は、恐らくはここら辺であったであろう、と言うことで、ホーボケンの村が
選ばれ、その銅像の除幕式が1985年に日本大使とアントワープ市長によって行われた。

2009年の3月末、あるお客様がベルギーを1週間旅行なさる際、アントワープに行く途中で、あちこち迷いながら
探し回ってやっと見つけたのがその銅像である。


「どうしても行きたい!」、と言うお客様はお連れするにはやぶさかではないのだが・・・・。




ネロとパトラッシュの像