シュヴェチンゲンの桜

ハイデルベルクの隣にシュヴェチンゲンという小さな町がある。
この町はハイデルベルクの最後の城主のカール・テォドール侯が、
夏の離宮として建設したものであるが、桜が植えられている一角があり、
春になると満開となる。
というわけで、その時期になると近郊から花見にやって来る人が結構いる。
ただし、桜の下で宴会をするようなことは全く見られない。
だとしても、せめてお酒は入らなくとも、重箱(懐かしいな)を広げてのんびりと
してみたい、なんて思ったりする。

お城の本館はもちろん、バロック風の建物だが、大きな庭の桜並木のそばには
アラビア風の建物が建っていて、その昔、貴族たちがこの中でお茶を飲みながら
のんびりと歓談したのだろう。




桜並木






桜の花を集める子どもたち





アラビア風の建物