ザクセンのスイス

私のドイツ、リムジンハイヤーをご利用なさる個人旅行のお客様で、ドレスデンで時間があった場合は、
なるべくここにお寄りするようにお勧めしている場所がある。何といっても私が好きな場所なんです。

ドレスデンからエルベ川を30キロほど遡ると、「ザクセンのスイス」、と呼ばれる
風光明媚な地帯にたどり着く。
Kurort・Rathenには、旧東ドイツ時代の三大野外劇場の一つがあり、夏の期間、
西部劇やウェーバーの「魔弾の射手」が、休暇でここを訪れる観光客たちのために
上演されている。

山道を登って行くと、バスタイという、昔はお城があったという場所に出る。
ここからは、エルベ渓谷のすばらしい眺めと、巨大な砂岩がさまざまな形に侵蝕された
多くの岩山を望むことができる。

私が初めて訪れた1975年当時は、小さなソーセージスタンドとお土産物屋しか
なかったのだが、ある国の「偉大なる領主様」が訪れた1984年ごろに、ホテルと
レストランが建設された。





展望テラスとエルベ川




バスタイの橋