ゲルリッツ その1

ゲルリッツは、ドレスデンからまっすぐ東に100キロほど東に行き、ナイセ川とぶつかった場所にあり、
いわゆるオーデル・ナイセ国境に沿った町である。

第二次世界大戦が終了するまでは、このナイセ川の対岸もゲルリッツに属していたのだが、ポーランドに
割譲されてしまった。

人口約8万人のこの町は、かつては繊維工業や、シュレジア、ロシアなどを結ぶ町として栄えたのこと。

ちょうどこの町は東経15度の位置にあり、太陽がこの町で真南に向かう時間が、ヨーロッパ標準時として
使われている。

非常に稀なケースだが、この町は第二次世界大戦中、爆撃にも攻略にも遭わなかった、ドイツでは数少ない
町のひとつである。

東ドイツはどこでもそうだったが、公害がひどく、せっかくの歴史的建造物も荒れ放題であった。

市民たちは自嘲して、ゲルリッツの町を、「世界の果て」、と呼んでいた。




町の中心地・開放広場(現在のポスト広場)





東ドイツ35周年記念を迎える式典(社会主義が強くなれば、より平和になる、というスローガン)






私が勤務していた市立劇場






ウンターマルクト


















荒れ放題の建物。これなどはまだ良い方で・・・・






裏に回るとこんなにひどい










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