その昔、ギャグ漫画に、「ミーはおフランスの〇〇ざんす!」、というのがありました。
若い人たちには分らないだろうなー。
あまりにもきちんとしたドイツに長年住んでいるせいか、フランスや
イタリアに行って、ちょっと無秩序というか、いい加減というか、
まあ、そんな感じのものを見ると、ホッとする。
それに加えて、ドイツに較べて格段に魚介類の豊富なことにも嬉しくなる。
やっぱり日本人は肉食ではなくて、魚介類を食べるのが生理的に合っているような感じがします。
それはそれとして、私が旅行に出るのは仕事の一環で出ることがほとんどで、プライベートに出ても、
どうしても、「バスの駐車場はどこか?トイレは?おみやげ物は?有名なホテルはどこか?」と言った
「下見」、の旅行になってしまい、純粋に楽しめないことが多く、完全に職業病となっている。
そのような場合でも、「その国のおいしい食事にありつく」、と言うことが旅の楽しみのうちのひとつである。
どういうわけか、プライベートでフランスに行くと、ロマネスク様式の修道院跡を訪れることが多い。
特にシトー派の修道院に興味があるのだが、単なる偶然に過ぎない。本来が罰当たりな人間ですから。
フランスの個人旅行案内を専用車ですることもあるのですが、自分自身が訪れたい場所がたくさんありますので、
非常にワクワクします。
もっとも、フランスは魏度資格などが厳しい国ですので、「ご案内」、というよりは、「お連れする」
という表現が当たっています。