ハノーヴァー(ハノーバー)では、毎年3月にコンピューターのメッセ(見本市)が開催される。
私自身、フランクフルト、ケルン、デュッセルドルフなど、いろいろなメッセ会場をドイツ語通訳で
訪れたが、ハノーヴァーのCebitは初めてである。
何しろ、私の住んでいる町からハノーヴァーまでは550キロ以上も離れているので。
それでも、私のリムジンサービスのミニバスでの送迎が付いていて、大きな荷物などがある場合、便利である、
という理由で仕事の依頼があった。
このCebitは、世界最大のコンピューターのメッセであり、ホテルも非常に高くなるばかりではなく、
絶対数が足りなくなってしまう。
お客様のホテルは、一般の人が住むアパートをその期間だけ借り切る、というものであり、私自身は、
20キロほど離れた場所に、トイレ、シャワー共同で、1泊あたり100ユーロを超える、それでも
安いホテルを予約した。
さて、お客様が探しているのは、居酒屋チェーンなどの、多くのお店を持つフランチャイズシステム管理の
ソフトウエアである。
アナログ人間の私には、コンピューターのことはさっぱり分からない。
それにしても、いろいろなシステムがあるんですね。
たとえば、居酒屋のテーブルにモニターがあり、それをタッチすることで注文がなされ、ウエイターは注文された
品物を洩って来るだけで済む。こうすることで、言葉が通じなくてもウエイターはその仕事ができる、
う
というわけである。
こういう感じで、いろいろな形で省力化、簡略化が行われているわけなんですね。
本当に、技術は日進月歩、という感じがしますね。